8月16日(土)、犬吠埼灯台が夜間公開されます。今年は日程が例年より少し早いようですが、満月の夜ということで、天候さえよければ「月の階段」など素晴らしい景色を堪能できることでしょう。
この夜間公開は、ラストサマーデイ実行委員会など地元銚子の熱い要望を受け、灯台の参観業務に携わっている(一社)燈光会が通常の公開時間を19時30分頃まで延長するもの。昼間同様、灯台の上にも登ることもできます。なお、今年は11月9日(土)開催予定の「灯台ワールドサミット in 銚子」で夜間公開を検討中ですが、それ以外には夜間に灯台が公開される予定はありません。
レンズが点灯するのは19時15分前頃と推測されます。点灯の直後灯台の瞳がキラリと薄緑色に輝き、次第に回転する仄白い光の帯に代わっていく様子が私は大スキです。最近では、6日に犬吠埼灯台を訪問された台湾桃園市鄭文選市長御一行(同市観音区には明治後期に日本人技師が建設した白沙岬燈塔がある)もちょうどこれをご覧になって、あちこちから歓声が湧いておりました。
一等レンズ(国産4面閃光レンズ)の光芒が海をやさしくなで照し、お月様も満面の笑みを浮かべてやさしくこれを見守っている、そんな素敵な一夜になりますように!
※ なお、台風10号の影響が心配されます。荒天の場合は参観中止、17日に延期となりますので、詳しい公開の状況等は燈光会犬吠埼支所(TEL:0479-25-8239)にお問い合わせ下さい。
※ 16日の夜間公開は、風速15m以上の強風のため中止となりました。翌17日は予定どうり実施され、16時以降の参観者数は291名と発表されました。