さすが経済の都オークランド

さすが経済の都オークランド

2016年6月17日、ネルソンから空路オークランドへ。明日は帰国、時は金なりである。昼飯をお預けにして街に出た。 中心街は傾斜地や坂道が目立つが、高層ビルが建ち並び、人混みは東京と変わらない。メイン・ストリートの両側には世界の有名ブランド店が軒を連ね、東洋系の男女が大きな紙袋を下げてショッピングを楽しんでいるかと思うと、反面店先に座り込んで物乞いをする人もいたりする。地図を頼りに脇道に入り、古本屋を2、3件のぞいてからウォーター・フロントにある国立海洋博物館(NZ National Maritime Museum)に行ってみた。灯台関係にはこれというほどのものがなかったが、天井からつり下げられていたアメリカズカップに出場したという漆黒のニュージーランド艇は圧巻だった。遅いランチ代わりに船溜まり近くのパブに入り、旬のグリーン・マッスル(ムール貝)を地ビールで味わった。ガーリック・ソースがタップリ絡んだ大きくて柔らかいマッスルの味は最高で、1人前13個をペロリと平らげた。夕食はホテルに近い路地で見つけた日本人経営のラーメン店でチャーシュメンにトライ、こちらのお味は並というところか。東洋人系のカップルは、ラーメンとお好み焼きと、さらにもう一品を食べていた。おもしろい食べ方と旺盛な食欲に妙に感心したことを覚えている。

最終日の宿は一応フランス系の有名ホテル系だったが、極楽とんぼの犬吠ひろしは、ホテルを通して予約したタクシーと翌朝空港到着後にトラブルになることなど、この時知るよしもなかったのである。

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